プロフィールシート 書き方

プロフィールシートの書き方(男性編)

男性がリードをとり、女性がそれに従う。中世のお話ではありません。パーティーのマナーのお話。なんだか都合のいいときばかりレディーファーストを使われているようで、男としてはだいぶ損しているような気にもなりますが、マナーはマナー。お見合いパーティーでも男の方から初対面の女性に話しかけていかなければなりません。そこで頭が痛いのは話題です。このところの株式市況の話なんてのを、いきなりはじめてはいけません。まずは相手のプロフィールカードをチェックです。

たとえば年齢の項目が空欄になっていたとしても、「ここ、書き忘れてますよ」なんて馬鹿なことを言っては絶対にいけません。空欄には空欄の事情があることを察してあげましょう。目のつけどころは趣味の欄と自己PRの欄。ここが勝負どころだ!としっかりチェックして、話題を見つけるようにしましょう。見つからなかったときのために、自分のプロフィールシートに一工夫しておくことも忘れずに。

工夫しやすいのは、やはり趣味の欄。無理に笑いを取ろうとしないこと。外したときの寒さで凍死してしまいます。個性的なものもいいですが、ちょっとベタなところをひとつくらい入れておきましょう。ベタといっても、金儲けなんてことは書かないように。話題になりやすい、たとえば映画鑑賞とか音楽鑑賞とかスポーツ観戦とか料理とか読書とか旅行とか...全部きらい? いそいで好きになりましょう。

相手に対する希望の欄は、相手がもっとも気になるところ。整形不可なんてことは絶対に書かないように。シャレにならなくなります。共稼ぎ希望もだめ。ときどき晩酌に付き合ってくれる方はセーフ。携帯電話をチェックしない方はアウト。これだけは外せない希望だ!と思ってもだめです。

つぎに注目されやすいのは自己PRの欄。料理は得意です、なんてのは話題になりやすいです。「どんな料理が得意なんですか?」とたいてい食いついてくれます。いまや男料理は婚約指輪なみのパワーがあるので、結婚志望の男子はクッキングに励みましょう。ついでに掃除や洗濯も好きになると完璧ですが、結婚したくなくなるかもしれません。

プロフィールカードは話題の端緒で、お見合いパーティーの唯一で最強のアイテム。これをクリアしなければ成功はありません。真面目に元気に印象的に。これがコツです。